ガラスフィルムのお手入れ
ガラスフィルムのお手入れについて
ガラスフィルムを施工してしばらくはきれいな窓で、お手入れをする必要はありませんが数か月するとフィルムにほこりが付着して指で触ると跡がつくなんていうこともあります。
そんな時にはガラスフィルムのお手入れをしてください。施工直後のきれいさが蘇ります。
ただしお手入れの方法を間違えると逆にフィルムにダメージを与えてしまうことになりかねませんのでご注意ください。
この記事を読むための時間:1分
お手入れはどのようにしたらいい?
■用具
タオルまたはマイクロファイバークロス
あればワイパー
中性洗剤入りスプレーボトル
アルコール消毒用
■掃除方法
タオルやマイクロファイバークロスを水で濡らして絞って
拭いてください。
水拭きでガラス全体の表面のほこりを拭いてください。
この時点で布に汚れが付着します。
汚れが強い部分に関しては台所用中性洗剤を水の入った500mLスプレーボトルに1mL程度か数滴入れてスプレーして拭いてください。
こんなときには?
拭いた後には水滴が残ります。そのままでは目立つので
乾いた布で拭きとるか写真のようなワイパーでお手軽にとることができます。
油性の汚れは?
お子様がいらっしゃるご家庭ですと多いのがお子様がガラスをさわって手の跡がついてしまうことが多く見受けられます。
これは水拭きでは取れない油性の汚れなのでアルコールを布やキッチンペーパーにかけて拭くときれいに取れます。
アルコールは消毒用でできます。
ガラスクリーナーは使えるの?
答えはNOです。
ガラスクリーナーはアルカリ性または弱アルカリ性がほとんどです。
フィルムにダメージ(変色・剥離等)を与える原因となります。
またスクラブ研磨剤が入っているものもある為それを使うとフィルムに細かい傷が入ってしまいます。せっかくのクリアな視界も曇ってしまいます。
フィルムが貼ってあるかどうかわからない場合はガラスの隅を爪で触ると段差があるので判別できます。
ガラスフィルムの寿命は?
メーカー推奨は10年になります。
10年で全く使用できなくなるという事はありません。ひとつの目安になり、使用環境によって10年持たなかったり逆にそれ以上持つ環境もあります。
UVカット効果などは10年以上のフィルムや劣化してフィルムが浮いているものでも効果は持続しています。
透明なフィルムは劣化して曇ってきたり気泡が入ってきたりして見栄えが悪くなります。
施工後20年以上のフィルムを剥がすこともありますが、フィルムが剥がれて落ちてしまっていたり、細かい粉末が飛散してしまっているという事も多々あります。外から見ると一瞬割れているのかなと思うくらいにフィルムが浮いてみえるガラスもあります。
そんなフィルムも専用の道具を使って表面のフィルムを剥がして残っているのりを除去してクリーニングすることも多い業務内容です。
もちろん剥がすだけのご依頼も受けますし、その後新規フィルムの施工もあわせてのご依頼も行っております。
【国家1級技能士施工 FLOWIZM フローイズム】
次の記事へ
日常生活でたまに聞く可視光線とは? »