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UV(紫外線)についての対策

夏場は特に気になるUV(紫外線)ですが実際どのようなものなのでしょうか?

この記事では、UV(紫外線)と対策について解説します。

 

 

この記事を読むための時間:3分

 

 

国家1級ガラス用フィルム施工技能士

FLOWIZM (フローイズム)

松﨑寛幸

 

 

 

「UV」とは「Ultraviolet」の略で、日本語では「紫外線」を意味します。紫外線は、太陽から放射される電磁波の一種で、波長が約10nmから400nmの範囲にあり、人間の目には見えない光です。

 

 

紫外線の種類

紫外線は波長の違いによって、次の3つの種類に分けられます。

1.UVA(長波長紫外線)

 波長: 320~400nm

 特徴: 地表に届く紫外線の約95%を占め、皮膚の深部にまで到達します。長時間の曝露は皮膚の老化(光老化)やシミ、シワの原因になります。

 

2.  UVB(中波長紫外線)

 波長: 280~320nm 

 特徴: 地表に届く紫外線の約5%を占め、皮膚の表面に影響を与えます。日焼けや皮膚がんの原因となることがあり、短時間でも強い影響を及ぼします。

 

3.  UVC(短波長紫外線)

 波長: 100~280nm

 特徴: 通常はオゾン層によって吸収されて地表に到達しませんが、人工的な光源や特定の状況下でのみ見られます。殺菌効果があり、医療や水処理の分野で使用されます。

 

 

紫外線の影響

 皮膚への影響

   長時間紫外線にさらされると、皮膚がんや日焼け、光老化(シワやたるみ)が発生するリスクが増します。

 

 目への影響

   紫外線は目にもダメージを与え、白内障や角膜炎の原因になることがあります。

 

 免疫抑制

   過度の紫外線曝露は、免疫システムを抑制することがあるため、感染症にかかりやすくなる場合もあります。

 

 

紫外線対策

  日焼け止めクリーム

SPFやPA値の高い日焼け止めを使用して、紫外線から肌を保護します。

 

  サングラス

紫外線カット効果のあるサングラスをかけることで、目を保護します。

 

  衣類と帽子

長袖の服や帽子を着用して、直接的な紫外線曝露を減らします。

 

 

 

 

 

屋外では対策はするけど屋内は大丈夫?

 屋外では対策をするけれど屋内は窓の日差しで
 紫外線の影響はどうなの?

 

 

屋内の紫外線の影響

 

屋内での紫外線の影響は窓ガラスからの影響が考えられます。

南側はもちろん北側の窓からも影響を受けてしまいます。光が差し込む窓は同時に紫外線も取り込みます。

 

住宅からマンション、オフィスや商業施設など窓ガラスからの紫外線により日焼けなどの影響を受けてしまいます。

 

人体はもとよりインテリアやカーテン、商業施設なら大事な商品も日焼けしてしまいます。

ガラスに対策をしている建物も増えていますがまだまだ普及しておりません。

 

かといって屋内で帽子などの対策はできないしわずわらしいものになってしまいます。

 

 

目に見えないUVはどうやって調べるの?

紫外線をカットする効果があるかどうかはUV計測器で測定することができます。

UVカットの対策をしてあるガラスかどうかも簡単に調べることができます。

 

マンションなどの設備でLOW-Eガラスになっているところでも計測してみると

数値が出る場合も多々あります。

 

    

UVカット効果のないガラスの場合(曇天時)

 

 

      

UVカットフィルムを 貼ったガラスの場合

JIS規格300~380nm (曇天時)

UVカットに効果的な窓の対策

日差しが入ってくる窓や北側の光が入ってくる窓に対策をすれば

UVに対して安全な屋内空間になります。

 

以下のような対策を取る方法があります。

 

  • UVカットカーテン・ロールスクリーンの使用

  • 窓の外側にすだれやシェードを設置

  • UVカットガラスの導入

  • UVカット窓ガラスフィルムを貼付

 

さまざまな対策方法がありますがまだまだ認知度が低いUVカット

窓ガラスフィルムについて説明していきます。

UVカット窓ガラスフィルムについて

UVカットフィルム

【JIS規格による建築用窓ガラスフィルム】

UVカット効果

UVカットフィルムは基本透明で、外の景色を損なうことなく、紫外線だけを効果的にブロックします。

ガラスの間に入っているものもありますが、後から貼付けすることが多いです。

一般的には99%以上のカット率を持っています。

 

 

安全性の向上

【衝撃による破壊や地震による破壊に対応】

飛散防止効果

フィルムが貼られたガラスは、割れた際にガラス片が飛散しにくくなり、安全性が向上します。これは、特に小さな子供がいる家庭や開口部に大きいガラスを設置している商業施設、ビルなどガラスが割れた際の2次被害が懸念される場所の災害対策としても有効です。

 

 

サンゲツ 窓ガラスフィルム 高領域UVカット

アンフェイド90

 

                                                サンゲツHPより

 

通常のUVカットフィルムはJIS規格では300~380nmで規定されていますが、UV-A UV-Bを99%カットするフィルム サンゲツ 高領域UVカットフィルム アンフェイド90という製品もあり、より効果的UVカットができるフィルムもあります。

 

 

https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20240119115838.html

 

 

その他UV一般的なUVカットフィルムはJIS規格300~380nmで規定の透明UVカットフィルム3M SH2CLAR グラフィルSN50などがあります。

 

他の機能を持った窓ガラスフィルム(遮熱・目隠し・防犯)なども基本的にUVカット99%の効果と飛散防止効果を持っているので他の悩みも同時に解決できるものになります。

 

 

窓ガラスフィルムを検討する場合はFLOWIZMへ相談してみては?無料で現地調査や見積UV計測もできます。

国家1級技能士が提案から施工まで行います。

 

 

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