窓ガラスフィルムはどれを使うべき?用途別に失敗しない選び方を紹介
手軽に窓の性能をアップできるとして注目されている「窓ガラスフィルム」ですが、その種類や機能は幅広く、どれを選んだらいいのか悩んでしまう人も少なくありません。そこで今回は、購入に失敗しないための窓ガラスフィルムの選び方をご紹介します。各性能について詳しい解説もありますので、購入の際の参考にしてみてください。
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国家1級ガラス用フィルム施工技能士
FLOWIZM (フローイズム)
松﨑寛幸
窓ガラスフィルムを貼る必要性
窓ガラスフィルムは、既存の窓に貼るだけでさまざまな機能を追加できます。窓自体をグレードアップするより低コストで、各窓に必要な機能を付け加えられるのが大きなメリットです。遮熱・防犯・プライバシー保護など、日々の生活での悩みやリスクを軽減させる効果が期待できるので、窓に対して気になる点がある場合は、窓ガラスフィルムの取り入れを検討するのがおすすめです。
窓ガラスフィルムの選び方
窓ガラスフィルムを貼ろうと思っても、種類が多くどのタイプを購入すれば良いのかと迷いがちです。そこで「用途別」「貼り方別」に着目して、窓ガラスフィルムの特徴と選び方をご紹介します。
用途別のタイプで選ぶ
まず必要なのは、どのような用途に使いたいかで選ぶことです。窓ガラスフィルムには、複数の性能が合わさっているものもあるため、用途を絞れば選びやすくなります。
基本的には飛散防止効果とUVカット効果の2つの効果は備わっています。
それに加えてお悩みにあわせた複合効果をお選びいただけます。もちろん飛散防止効果とUVカット効果のみの効果のフィルムもあります。
防犯タイプ
窓ガラスフィルムは防犯にも役立ちます。厚さがあるものであれば、窓ガラスを破られたとしてもフィルムは破られず侵入を阻みます。空き巣などは侵入に時間がかかれば諦める傾向が高いため、厚さのある強貫通対策ガラスフィルムで保護しておけば防犯対策として効果的です。ガラスは割れてひびが入りますが、厚さのあるフィルムで侵入に時間をかけさせます。
遮熱タイプ・遮熱断熱タイプ
遮熱機能は基本的に夏は日射熱をやフィルムによっては眩しさをカットします。これにより、室内を快適な温度に保ちやすく、冷房の効率アップが期待でき、光熱費の削減にもつながるのです。また、遮熱断熱タイプなら冬場は室内の暖かい空気を外に逃がすのを軽減します。
プライバシー保護タイプ
窓ガラスフィルムには、すりガラスタイプやマジックミラータイプというようにプライバシー保護機能がついたものもあります。道路面に接した窓や、周りから見えやすい窓でカーテンを空けられないという人におすすめです。窓ガラスフィルムであれば、外の光を遮ることなくプライバシーが守れるため、明るい部屋で過ごすことができます。
デザインタイプ
模様が入ったデザインタイプは、貼るだけで部屋の雰囲気を替えられて、おしゃれを楽しめるのが特徴です。また、デザインにより室内が見えなくなるためプライバシー保護効果も抜群。シンプルなものから、ゴージャスなものまで幅広いデザインが展開されているので、好みのものをチェックしてみましょう。
飛散防止効果(標準装備)
飛散防止機能は、自然災害による飛散物などでガラスが割れた時に破片が飛び散るのを防止し、二次災害を予防します。また、飛来物の貫通を防ぐ効果も期待できるため、窓ガラスのみの状態より安全性を向上させられるのが特徴です。
紫外線カット効果(標準装備)
部屋の中に降り注ぐ紫外線は、肌トラブルを招く恐れがあるのはもちろん、カーテンや家具、壁紙などを日焼けさせてしまいます。そこで、特に日当たりの強い窓にはガラスフィルムを使用し、日焼け対策をするのがおすすめです。
貼り方のタイプで選ぶ
次にチェックするべき点は、貼り方です。窓ガラスフィルムは特別な技術がなくても自分で貼れるように、商品によってさまざまな工夫が施されています。そのため、自分で作業しやすいと思う貼り方のフィルムを選びましょう。
貼り付けが簡単「シールタイプ」
シールタイプは、裏紙を剥がしてそのまま窓に貼り付けるだけの簡単なタイプです。凹凸がある窓でも貼れる、粘着力が高い商品もあるのでチェックしてみてください。しかし、一度貼ると糊が貼り付き、貼り直しが難しかったり、気泡が中に残り綺麗に貼りにくかったりと、うまく貼るにはコツを掴む必要があります。
施工時に何度も貼り直せる「水貼りタイプ」
水貼りタイプは、中性洗剤を水で薄めた水溶液を使いながら貼り付けていきます。何度でも貼り直しできるので、窓ガラスフィルム初心者の人でも気軽に試せるのが嬉しいポイント。気泡抜きも簡単にできるため、見た目の仕上がりも綺麗になります。ただ、水溶液を吹きかけながら作業をするため、周りや家具などが濡れないように、養生する手間がかかるのがデメリット。乾いて貼りついたらやり直しが効かないのでご注意を!
また、凹凸のある窓ガラスには施工できないので注意が必要です。
窓ガラスフィルムは用途と貼り方で選ぶのがポイント
窓ガラスフィルムは、主な機能だけでもさまざまな種類があります。どれも生活の悩みを解決したり、安全性を上げてくれたりするものなので、どれが一番必要かをしっかり検討してみましょう。
窓ガラスフィルムを貼ってみたいけれどどうしたらよいかわからないという場合には専門の業者へご相談ください。
窓ガラスフィルム施工専門の業者なら窓の悩みに対してどのようなフィルムがよいか?金額はどれくらいかかるか?ということにもスムーズに対応できます。『自分で材料を購入して貼ったけどうまく貼れなかった』
とういことになれば材料が無駄になるリスクがあったり、『10年前に貼ったフィルムを自分で剥がしてみたがなかなか剥がれない』などの悩みにも対応してもらえます。
茨城・北関東エリアで業者を選ぶなら窓ガラスフィルム施工専門で営業しているFLOWIZM フローイズムに相談してみては?国家資格である1級ガラスフィルム施工技能士資格を持っている直営業者で親身になって対応してもらえます。