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熱貫流率とはどのようなもの?

 

熱貫流率とは

熱貫流率(U値)とは、建築物の壁、窓、ドアなどの部位を通じて、どれだけの熱が移動するかを示す指標です。単位は「W/m²K」(ワット毎平方メートルケルビン)で表されます。これは、温度差1℃(1K)において、1平方メートルあたりにどれだけの熱が移動するかを示しています。

 

熱貫流率の重要性

  • 断熱性能の評価: 熱貫流率が低いほど、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いことを意味します。逆に、熱貫流率が高いと、熱が伝わりやすく、断熱性能が低いことになります。
  • エネルギー効率の向上: 断熱性能が高い建物は、外気温の影響を受けにくいため、冷暖房のエネルギー消費を抑えられます。これにより、光熱費の削減やCO2排出量の削減が可能です。
  • 快適性の向上: 断熱性能の高い建物は、室内の温度が安定しやすく、夏は涼しく、冬は暖かい環境を保ちやすくなります。

 

 

熱貫流率の計算

熱貫流率は、建物の部位ごとに異なる素材や構造を考慮して計算されます。例えば、窓の場合、ガラスの種類や厚さ、サッシの素材などが熱貫流率に影響します。

  • 窓の熱貫流率: 単層ガラスの窓は熱貫流率が高く、熱が伝わりやすいですが、複層ガラスやトリプルガラスの窓は熱貫流率が低く、断熱性能が向上します。
  • 壁の熱貫流率: 断熱材がしっかりと入っている壁は、熱貫流率が低くなります。

 

 

熱貫流率と省エネ

住宅の省エネルギー性能を評価する際に、熱貫流率は重要な指標の一つです。日本では、省エネルギー基準が定められており、新築や改修時にこれらの基準を満たすことが求められることがあります。

熱貫流率を低く抑えることは、エネルギー効率の良い建物を設計する上で非常に重要です。

 

 

断熱フィルムについて

基準ガラスが厚さ3㎜の透明な単板ガラスで熱貫流率が6.0になります。

数値が低ければ低いほど熱の移動が少なくなり効果が得られます

断熱フィルムは各メーカー遮熱効果が付いています。

遮蔽係数は数値が0に近いほど遮熱効果が得られます。

 

 

【3M遮熱断熱フィルム】

Low-E20シルバー (熱貫)4.6(遮蔽)0.27

Low-E70             (熱貫)4.6(遮蔽)0.64

 

【グラフィル遮熱断熱フィルム】

RSP35LE            (熱貫)4.3(遮蔽)0.43

NS70LE              (熱貫) 4.6(遮蔽) 0.61

 

【住友理工 遮熱断熱フィルム】

TW32                 (熱貫)4.5(遮蔽)0.66

TW36A               (熱貫)4.5(遮蔽)0.59

 

熱貫流率(熱貫)   遮蔽係数(遮蔽)

 

 

 

国家1級ガラス用フィルム施工技能士

FLOWIZM (フローイズム)

松﨑寛幸

 

 

 

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