鳥は紫外線が見える!?
UVは人間にとってはデメリットなことも多いですが、目に見えるものではありません。見ることができる動物はいるのでしょうか?
鳥は紫外線を見ることができます
多くの鳥は、人間には見えない紫外線を視覚として捉えることができる特殊な視覚能力を持っています。人間の目は、約400~700ナノメートルの波長の光、すなわち「可視光線」を見ることができますが、鳥はそれに加えて、約300~400ナノメートルの範囲にある紫外線も視覚的に捉えられるのです。
鳥が紫外線を見られる理由
視細胞の種類
鳥の目には「四種類の錐体細胞(視細胞)」があります。人間には三種類(赤、緑、青の光を感知する視細胞)しかないため、鳥はより多様な色を感じることができます。四種類目の視細胞が紫外線を感知する役割を果たしています。
紫外線視覚の役割
仲間の識別や繁殖行動
鳥の羽毛は、紫外線に反応して輝くものがあります。これは、求愛や繁殖行動の際に、異性を惹きつけるために使われています。人間には同じ色に見える羽でも、鳥同士では鮮やかに見える場合があるのです。
エサ探し
紫外線を感じることで、鳥はエサを見つけることが容易になります。例えば、果物や昆虫の一部は紫外線を反射することがあり、それを鳥が感知してエサと認識します。庭にアゲハ蝶の幼虫が出ることがありますが、ある程度大きくなると鳥に捕食され全滅してしまいます。成虫になるには容易ではない自然の厳しさを感じます。また、鳥の中には、紫外線を反射する植物を見て熟した果実を見つける種もいます。
ナビゲーションと方向感覚
一部の鳥は、紫外線を使って方向を認識したり、飛行中に太陽の位置をより正確に把握したりすることができると言われています。これにより、渡り鳥が長距離移動を効率的に行う助けになると考えられています。
紫外線視覚の重要性
鳥にとって紫外線は、私たち人間が思う以上に重要な役割を果たしており、彼らの生態や行動に深く関わっています。紫外線を見ることで、エサを探しやすくなったり、繁殖相手を選びやすくなったりするため、鳥にとって欠かせない能力となっています。
紫外線計測器
人間には見えないUVですが計測器によって数値を確認することでUVの有無やどれくらい多いかはかることができます。お客様には現状のガラスの数値とサンプルフィルムを通しての数値をご確認いただいています。目に見えないUVでも計測器によって実感できるものになります。
紫外線についての記事はこちら
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FLOWIZM (フローイズム)
代表 松﨑寛幸
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