昨今では空き家が増えてきて問題になっております。地権者が遠方に住んでいて管理ができない場合、放置したら荒れ果てて近隣にも迷惑がかかります。

空き巣に入られても気付かれないなどという事のない様最低でも年に数回の訪問により管理が必要です。

空き家の防犯対策は、不審者や空き巣に侵入されるリスクを減らし、建物の管理状態を示すことが重要です。以下は効果的な空き家の防犯対策です。

1. 空き家だと分からせない工夫

目的：在宅や管理されていると見せることで侵入を防ぐ。

　　郵便物をためない

　　長期間不在になる場合、郵便物の転送や新聞の一時停止を手配する。

　　定期的にポストを近隣の人にチェックしてもらう。

• タイマー付き照明を設置タイマーやスマート電球で夜間に自動で照明を点灯させ、在宅を装う。

• カーテンやシャッターの調整

• 窓のカーテンやブラインドを完全に閉めきらないことで生活感を演出。

2. 防犯カメラ・センサーライトの設置

目的：不審者に心理的なプレッシャーを与える。

• 防犯カメラやダミーカメラを見えやすい場所に設置する。
• 「防犯カメラ作動中」と書かれたステッカーも効果的。
• 人感センサーライトで、侵入者が近づくと自動でライトが点くようにする。

3. 鍵や窓の強化

目的：物理的な侵入を防ぎ、時間を稼ぐ。

• 玄関や窓の補助錠を設置することで、侵入にかかる時間を増やす。
• サムターンカバーや防犯フィルムを取り付け、ピッキングやガラス破りに対応。
• 雨戸やシャッターを閉めるか、開閉型の防犯窓を設置。

4. 定期的な巡回・管理を行う

目的：空き家の放置感をなくす。

• 定期的に所有者や管理者が巡回して、庭の手入れや掃除をする。
• 草木の剪定で、侵入者が身を隠しにくい環境にする。
• 庭に雑草が茂っているとそれだけで人が住んでいないと悟られて狙われてしまうリスクがあります。

5. 近隣とのコミュニケーション

目的：不審者への抑止効果を高める。

• 近隣住民に声をかけ、不審者を見かけたら知らせてもらうよう依頼する。
• 何かあったら連絡してもらえる様に連絡先を近隣の親しい人に教えておく。
• 防犯活動を行っている自治体や地域の防犯パトロールに協力を依頼する。

6. 保険の加入

• 万が一の被害に備え、空き家のための火災保険・盗難保険に加入しておく。

まとめ

空き家の防犯対策では「管理されていると見せること」「侵入者を諦めさせること」が重要です。郵便物の管理やタイマー照明、防犯カメラの設置を組み合わせることで、侵入リスクを大幅に減らせます。

空き家空き巣被害の現状

所有者が管理できず、空き家に空き巣が入られた場合、近隣の住民が気付かない限りそのままになります。

近隣住民が発見して警察に通報しても現場を外から確認する事はできますが、中の被害状況などは所有者が立ち会いしないとできません。もちろん被害届も出す事はできません。

空き家の雑草が酷くて管理してもらいたくても連絡先がわからないという場合はたいていの場合、市役所の生活環境課などへ連絡すると直接地権者へ書面で連絡してもらえます。

役所は固定資産税の支払い等で連絡先は把握しています。

事情はあるかもしれませんが、大事な思い出が詰まった家や物が被害に合わない様地権者には定期的に管理をできる体制を整えてもらいたいです。

防犯フィルムご検討の場合は

侵入をあきらめさせる効果がある防犯フィルムですが専門業者による現地調査等でどのような対策をすれば効果的かご相談されるのがよいでしょう。

国家1級ガラス用フィルム施工技能士

FLOWIZM （フローイズム）

代表　松﨑寛幸

各種窓ガラスフィルムを検討する場合はFLOWIZMへ相談してみては？無料で現地調査や見積UV計測もできます。

国家１級技能士が提案から施工まで行います。

お問い合わせ